なんかストレスがあると、ついパチンコ・パチスロを打ってしまう病気

引退体験談

普通の人は、ストレスを感じると、美味しいモノを食べたり、温泉や旅行などでゆっくりしたり、マッサージだったり、好きな趣味の時間に興じたりして、モヤモヤを発散させます。

しかし、困ったことに、パチンカス・スロッカス状態の時はストレスを感じたら、即座にホールへGOです。そこに迷いはありません。

ストレスを感じたらすぐにホールへ行きたくなってしまう

私は社会人時代、ちょっとでもストレスを感じたら、ぷらっとホールへ行っている頃がありました。

たとえば、こんな感じです。

↓一仕事が終わった
打とう

↓上司から小言でむかついた
打とう

↓「勉強しなきゃ→1時間経過→集中力切れてきた
打とう

↓(筋肉痛で)疲れた→何もする気しない
打とう

↓今日はもう何もヤル気しない
打とう

↓運転して疲れた→ちょっと休もう→迷わず左折
打とう

↓人間関係でイヤなことある
打とう

↓転職しなきゃ→小一時間ほど会社調べ→飽きる
打とう

そして、私の体験から言えることは、このように、ストレスを受けてホールへついつい行ってしまう習慣になっていると、パチンコ・パチスロを辞めることは非常に困難ということです。

なぜなら、他の趣味の追随を許さず、圧倒的にパチンコ・パチスロが一番の趣味になっている=他にストレス解消の手段がないから辞められるわけがないという状態だからです。

ストレス解消で思いつく手段がパチンコ・パチスロだけになると地獄が続く

日常のストレス解消の手段としてパチンコ・パチスロが一番に思い浮かぶようになると、これはもう、とてもとても引退できるような状況になりません。

私の例でいえば、下記の通りでした。

いつものようにパチンコ・パチスロを楽しんでいる

勝ち・トントン・ちょい負けが続く限り、延々と打ち続ける

パチンコ・パチスロで大負けする

大負けしたストレス(金銭的事情)から「辞めたい」と一時的に思う

我慢して制限するが、この禁制生活自体がストレスの一つ

さらに日常(会社生活)のストレスが積み重なっていく

大負けしたストレス、禁制生活のストレス、日常のストレスが三重苦になる

ストレスがピークに達して、頭の中にキュイン音が流れ始める

溜まったストレスを発散させるためには、楽しい楽しい趣味であるパチンコ・パチスロの大勝以外にはありえない

(給与などで)手元にお金の余裕が生まれている

ホールへGO!!

以下、ループ

一連の流れを見ると分かりますが、ストレスが解消される時間というのは、「パチンコ・パチスロの大勝の時のみ」です。

そして、当然ですが、パチンコ・パチスロに必勝はありません。これはつまり、永遠に解消されないストレスが残るということで、そのストレス解消をするために再びパチンコ・パチスロを打ってしまうのですから、もう終わりのない話です。

そして、こういったループ生活が続くと、いよいよ次の段階にシフトしていきます。

すなわち、大負けしてもむりやりに楽しみを覚え始めるという異常な精神状態になるのです。

続く!

ゴミクズ