朝昼夕はホールでパチンコ・パチスロ。夜はYouTubeで依存する日々

引退体験談

パチンコ・パチスロにどっぷりハマると、四六時中、ホールや台のことなどを考え始めます。それは仕事中はもちろん、家でゆっくりしている時であっても同じことです。

パチンコ・パチスロにハマると情報を見るだけでも楽しい

パチンコ・パチスロに完全にハマっている時期は、打っている時間以外も楽しいと感じることができます。

たとえば

・コンビニの攻略情報マガジン
・各台の演出の信頼度
・各台の解析データ

などの情報を読んでいるだけでも楽しいです。とくに、解析情報に関しては、出玉(収支)にも繋がるデータですので、けっこうマジに読んでしまいます。

youtube動画の台頭

今ではすっかりお馴染みとなっている、演者さんたちのyoutube実戦動画ですが、私がパチンコ・パチスロにハマっていた当初は、そんなに多くはありませんでした。

おそらく、5号機の走りの頃は、深夜番組だったり、ライターさんの視聴数がイマイチな動画程度が主流だったかと思います。

そして、今のようなyoutube動画が出始めたのが、だいたい2012年頃からで、古参のシーサ。さんや、髭原人さんの記念すべき1話目が、放送されていた年でもあります。

自宅でいつでも実戦気分が味わえる環境

昔は、深夜テレビくらいだったから、たいして視聴もしませんでしたが、youtube動画というのは、いつでも視聴できますし、早送りやシーケンス機能も充実していて、非常にお手軽なメディア媒体ですので、ついつい視聴してしまうことがありました。

そして、気がつけば、

・打ってみたい機種あるけど実戦動画で様子見てからにしよう
・演者が好きな機種を打っているから観てみよう
・まるで知らない機種あるから観てみよう
・なんとなく暇だから観てみよう(テレビ番組より面白いから観る)

といったように、自分のパチンコ・パチスロ生活の一環となって、youtube動画の視聴も習慣づいていたのです。

やがて数年もすればスマホも台頭して、さらに実戦動画は私生活に密着してきます。

今にして思うと、これもまた十分に、依存症を深めてしまう原因の一つでした。

私生活すべてがパチンコ・パチスロに染まっていく恐さ

ホールで打っている時間だけに終わらず、プライベートの時間も蝕んでいくのがパチンコ・パチスロです。

なにせ、「普通のテレビ番組やニュースなどを見るよりも、パチンコ・パチスロの実戦動画や解析情報を見るほうが楽しいという状態になっているのです。

そして、気になる情報があれば、「なるほど。ホールに行って試してみないと!」というように、さらなる依存を強めるわけです。

私が我ながら末期症状だなと思っていた時は、

・演出
・保留が赤色以上に変化
・リールの回転
・リールの出目
・レバーを叩く時の感触

などの映像を頭に思い浮かべるだけで、すぐに打ちたくなってしまうほどでした。

まるでジャグラーのGOGO!ランプが光るかのように、私の脳味噌の中で、「ホールへGOGO!」というランプがペカッと光るのです。そして、ダッシュでホールへ向かいます。

本当に、どうしようもないヤツでした。

私生活におけるパチンコ・パチスロの優先順位が下がらないと引退は永遠にできない

前提として、ちょっとした息抜き程度だったり、動画を観ても打ちたい気持ちが微塵にも起きないのであれば、実戦動画を観てもOKです。

しかし、昔の私のように、「他に楽しい番組やニュースがないからパチンコ・パチスロの情報を見ている方が楽しい」となっている人、そして、「そういった情報を見たらすぐに打ちたくなる」という人は、できるだけ早い段階で、そういった習慣をがんばって封印していったほうが良いです。

もちろん、私自分、ハマっていた時期に、「そんなの見るのは辞めた方が良い」と言われても、「なんで? 辞めないよ、楽しいから」という感じで、馬の耳に念仏状態だったと思います。

ただ、これから本気で辞めようと思っている方は、まずは「情報のシャットアウト」には意識的に取り組んで欲しいと思います。なぜかといえば、パチンコ・パチスロを楽しんでいるうちは辞めることが非常に難しいからです。

パチンコ・パチスロの恐ろしいところは、ホールだけではなく、私生活においても、さまざまに誘惑してくる点です。

私は、なかなかこういったことに気づかず、「ホールに行くのは辞めよう」と思いながら、その代わりとして実戦動画を観ているうちに、「なんだか打ちたくなってきた」となり、せっかく引退生活が数ヵ月ほど続いても、すぐに再発・リバウンドしてしまう、ということがありました。

パチンコ・パチスロを完全引退するためには、私生活における優先順位を下げていくことが欠かせませんので、これから辞めようと思っている人は、まずはホールへ行くことを辞める前に、「ホールや台の情報、実戦動画などを調べてしまうこと」を辞めるところから始めましょう。

実戦を封印する代わりに無料の動画を観る、という方法は、ほぼ再発・リバウンドするので、要注意です。

パチンコ・パチスロ依存をさらに強める遊びが「夜の店」

私生活でパチンコ・パチスロの情報に夢中になってしまうこと以外にも、さらに注意点があります。

それは「夜の店」です。

これは男性限定の話になってしまうかもしれませんが、じつは、パチンコ・パチスロと「夜の店」が絡み合ってしまうと、引退することはさらに難しくなってしまうのです。

続く!

ゴミクズ