パチンコ・スロットを引退して、丸1年が経過した時のレポート

引退体験談

2017年の某日にパチンコ・パチスロを完全引退してから、はや一年以上が経過しました。

幸い、きちんと引退を継続できていますので、みなさんの参考になりますよう、近況をレポート報告させて頂きます。

感想

私は過去12年のパチンコ・パチスロ生活において、何度も「引退しよう」と思い、そして、何度も失敗してきました。

大負けした怒りで「辞めよう」と思っても、だいたい3ヵ月もすれば再び打ってしまうし、最大で半年ほど我慢できたこともあったのですが、そのガマンした期間が長くなるほど、反動もすごいものとなり……どうしようもない地獄をのたうち回っていたのです。

しかし、今回は初めて、丸一年という長期間の引退に成功しており、自分でもかなり驚いています。

また、今回の引退は、昔のように無理して我慢しているわけではなく、本当に興味がなくなって、自然とストレスなく引退できている点が、決定的に違うところです。

日常においてパチンコ・パチスロがなくなると、勝ち負けによる心の乱れ、イライラした気持ちもなくなりますので、本当に毎日が気持ち良いです。

なんだか宗教くさい表現に聞こえるかもしれませんが、パチンコ・パチスロのデトックスがきちんとできると、それまでの苦しかった時期が綺麗さっぱりなくなります。

この調子で、失った20代の時間を反省しつつ、30代は楽しく過ごしていきたいと思っています。

これから本気の引退を考えている方へメッセージ

今現在、うまくパチンコ・パチスロを辞められない人は、とても苦しい思いをしていると思います。

だれかに相談しても、世間からは「自己責任だろ」と言われるだけですし、「どうして自分はこんなに意志が弱いんだ」と嘆いているかと思います。

そんな方々に、本サイトにまとめています、私の体験談が少しでも参考になれば、本当に幸いに思います。

また、本サイトの中では何度も繰り返していることですが、私がパチンコ・パチスロを辞めるために必要だと感じたポイントは、以下の通りです。

・勝ち負けにこだわらない(どうせトータル負けることがほとんど)
・安易に「辞めよう」と思ったり、極端な禁制生活をしないこと
・「辞めよう」と思うなら、まずはパチンコ・パチスロ以外の生活を充実させることを考える
・新しい趣味や息抜きを見つけて、すぐに行動していく
・仕事含め、やりたいことを見つけて、すぐに行動していく
・気づけばパチンコ・パチスロに飽きている、という状態になることを目指す
・ホールは因縁のいじめっ子。二度と相手しないこと。(ひたすら恨むこと。許さないこと)

パチンコ・パチスロ依存症というのは、結局のところ、不登校や無職、ひきこもりのゲーム依存症と同じような部分があります。

社会的に負い目を感じているタイプの人にとって、ホールはいつも笑顔で迎え入れてくれて、居心地が良く、世間の目がまったく気にならず、ついつい遊んでしまうことかと思います。ただ、パチンコ・パチスロをと付き合っていく先に、得られるものはありません。

もちろん、パチンコ・パチスロできちんと適度に息抜きができている人は良いのですが、何度も「辞めよう」と思ったり、勝っても負けてもイライラが募るような状況になっていれば、それはもう完全な依存症です。貴重な休日を、ほとんど負けると分かっている遊びに大金を突っ込み、いちいちストレスを抱えていくだけの人生から抜け出したいと思うのであれば、今一度、自分の人生と向き合ってみてもらえればと思います。

本サイトの内容が、少しでもみなさまの引退活動のお役に立てれば幸いです。

続きは、来年の2020年!(ここまでお読み頂いた方、本当にありがとうございます。ひきつづき、良い引退生活を続けられること、お祈りしております。)

ゴミクズ