転職中・無職時代にパチンコ・パチスロにハマって完全に依存・病気となる

引退体験談

私は、退職、無職、転職、それぞれの人生経験を持っています。

そして、完全にパチンコ・パチスロの依存症となっていた時期は、無職~転職の期間でした。

私がパチンコ・パチスロ依存症になったことを確信した瞬間

私は最初の5年間ほど、つまり、学生時代~社会人時代において、大負けするような日もありましたが、トータル的にはプラスであり、まだわりと健全な距離感で遊べていたと思います。

【最初の会社を退職するまで】

パチンコ・パチスロはまだ趣味の範囲

貴重な休日を使うので、ホールは厳選、イベントや同僚の口コミなど情報収集もきちんとしていた

年間収支は勝ちのみで、大いに楽しんでいた時期

しかし、会社で色んなことがあり、退職することを決めて、いざサラリーマン生活を辞めた後、私の生活は大きく乱れていきました。

【退職~無職の期間】

退職直後は「遊んでいる場合ではない」と、転職の準備などにきちんと勤しんでいた

ある日ふと息抜きがてら、パチンコ・パチスロを打つ

勝てる日は、平和に終わる

負ける日は、乱れ方がだんだんひどくなっていった
(何も予定がないから無制限に打てる=取り戻そうと負けが込んでいく)

平日に自由に動けるので、ホールや台の厳選をしようとするも、「打ってみたい」が先行して、すぐサンドに金突っ込む病になっていた

だんだん転職活動が面倒くさくなり、ホールばかりの生活になっていった

過去にありえないくらいの負け額をする日が増えていった

「辞めなきゃ」と思っても「辞められない」という状態が続く

昔は勝ってたんだから、ちゃんとやれば勝てるはずなど考えて、さらに打ち続ける

通帳の残高がドンドンやばい状況になっていく

残高にドン引きして、「本気で辞めなきゃ」で一時はストップをかけるも、ハロワからの失業手当などを受給して、時間が経過すると、リバウンド発生(つい打ってしまう)

数万円の勝ちでも「物足りない」と不満になり、負ける時は必ず3万円以上は突っ込むので、ストレスMAX

勝ち負け関係なく、気持ち悪い気分になる。それでも連荘している時は「嬉しい、楽しい」という感情が沸き起こるので、辞められない

他の趣味を探そうとしても、結局はパチンコ・パチスロの時間が楽しくて、どうしても辞められない

以下、今までの記事で書いてきた状況(心境)に陥り、負のループにドンハマリする。

要するに、本当にクズになっていたわけです。

幸い、私の場合は、通帳残高のヤバイ金額になった際、なんとか我慢ができて転職が決まって……となりましたが、この時に借金でもして、さらに滅茶苦茶なメンヘラ状態になっていれば、人生がかなり壊滅的な状況になっていたと思います。

ただ、この時に私はさすがに確信しました。

自分は完全に依存症になっているのだ、と。

そして、パチンコ・パチスロの恐ろしいところが、この時に自覚したはずなのに完全引退はできず、さらにその後、12年目になるまで惰性で打ち続けてしまった、という点です。(私の意志がコンニャクということもありますが、同じような想いをしたことのある人はゼロではないと思います。)

無職期間中のパチンコ・パチスロは超危険

私の体験談から言えることは、「無職の時(使える時間が無制限にある時)にパチンコ・パチスロをやってしまうと、依存になりやすく、抜け出すことは非常に困難となるので本当に気をつけた方が良い」ということです。

とくに、大敗を味わい、顔を真っ赤にして、怒り100%で「引退」を宣言し出すようになると、パチンコ・パチスロを辞めることは本当に難しいです。

なぜなら、ずっと繰り返して伝えていることですが、金銭的理由だけの「辞めたい」では「辞められない」からです。また、その時にむりやり我慢して辞めようとすれば、その我慢した分、のちにその分の反動で「再発・リバウンド」をしてしまう可能性がとても高いです。

この「再発・リバウンド」の恐さについては、次の第四章から詳しく紹介していきたいと思います。

続く!

ゴミクズ