多くの、パチンコを辞めたいと思う人は、時間の無駄とわかっていながら、どうしても打ち続けてしまいます。私も昔、そうでした。
そして、無駄とわかっていながら、なぜ打ち続けてしまうかというと、「無駄を楽しいと思う性格だから」に他なりません。
じつは人生において無駄は楽しいこと
たとえば、小学生、中学生、高校生など、学生時代を振り返ってみましょう。
本来、学生のアナタは、これからの人生を考えれば、勉強に励むか、部活に励むか、または自分の好きを貫くためか、とにかく、自分の将来のために勉強をしないといけません。
しかし、現実には、そういった真っ直ぐな努力をできる人は少ないです。
多くの人は、疲労やストレス、挫折や諦めなどを感じているかと思います。
そして、そういう中で、心の元気を回復してくれることは、人生において無駄と思われる「遊び」に他なりません。
友達と、意味もなく遊び、意味もなく会話して、意味もなくダラダラと過ごして……
または、一人でぶらぶら街中を歩いたり、テレビを観たり、映画を観たり、マンガを読んだり……
そして、パチンコ・パチスロというのは、そういった「だらだらした遊び」の中でも、「最上級にダラダラした遊び」なのです。
だらだら過ごすことに脳が快感を覚えている
パチンコ・パチスロは、朝から夜まで、いつでもだれでも気軽に入れて、自由に過ごせます。どれだけ打ち込んでも良いですし、台を見て回ったり、休憩スペースで漫画を読んだり、低貸しでダラダラ遊ぶこともできます。
友達と短時間で遊ぶこともできますし、なんかの待ち合わせの時間つぶしにも使えます。
そして、気づけば「ダラダラした時間があればパチンコ・パチスロを打つ」という習慣になってしまっているのです。
これまでは、普通の遊びで満足していたものが、より「ダラダラした遊びであるパチンコ・パチスロ」を覚えてしまうことで、これまでのダラダラ具合では満足できなくなってしまいます。
パチンコ・パチスロは無駄だからこそ辞めにくいことを自覚する
これから辞めようと思う人は、「パチンコ・パチスロは無駄だから辞めよう」と思うだけでは失敗する可能性が高いです。なぜなら依存症になっている人のほとんどは、「ダラダラ遊ぶこと」が本能的に好きな人間だからです。
つまり、「パチンコ・パチスロは無駄である。そして自分はダラダラした遊びが好きである。だから、このままではまずい」という危機感を持つことが大事なのです。
繰り返しますが、「無駄だから辞めないと」だけでは難しいのです。「無駄な遊びを好きな自分自身の性格を変えないと……」と考えないといけないのです。
そして、一回、パチンコ・パチスロにハマってしまうと、なかなか次の趣味を見つけられません。
とても時間がかかりますので、気長にじっくりと、新しい趣味を探すようにしましょう!
Tweet