またしても大負け。貴重な連休を無駄にした。今日こそは本気で辞めてやる。
そう思って、夜な夜なスマホでむしゃくしゃする気持ちを発散しようと検索しているアナタへ伝えたいことは、パチンコを本気でやめたいと思うなら「自分がゲーム依存の不登校と同じ状態」であることに気づこう、ということです。
パチンコ依存はゲーム依存の不登校とほとんど同じ症状
「今のままではいけない」と思っている
パチンコを辞めたくても辞められない人は、いざやめようと思うと、こんなことを思っているはずです。
「人生において何かしなくちゃいけない」
「人生において有意義なことがたくさんあるはず」
大事な休日を無駄にして、お金も数万円単位の高額を失い、本当に未来がない。やばい。どうしよう。がんばらないといけないのに……。
こう考えるのは不登校の学生となんら変わりありません。
今のままだと、やばい。何かしないとまずい。
マイナスの環境にいて、そこから抜け出さないとまずいと考えている人間の多くは、すべからく「どうにかしなきゃいけない」と内心では思っています。(というより、焦りの気持ちがあります。)
しかし行動には起こせない……
頭の中では本気で「どうにかしなきゃいけない」と思っているのに、しかし、やめたくてもやめられない人たちは、これがどうにもできません。
これはなぜかというと、「どうにかしなきゃいけない」という思いがストレスになって、そのストレスを解消しようとして、再び遊びに没頭してしまうからです。
ストレス解消でパチンコ打って、ストレス溜まって解消したくなって、永遠とループする
みなさんの頭の中に、ずっとぐるぐるとこんな想いがあると思います。
「ちゃんとしなきゃ」
「もっと真面目にならなきゃ」
「もっとやることがたくさんあるのに」
このようにストレスを抱えると、そのストレスを発散したいという気持ちが起きて、またしてもパチンコ・パチスロにのめりこみます。
現実の情けない自分と、あるべき理想の姿である自分とのギャップに苦しみ、ひたすら負の連鎖・悪循環を続けてしまいます。
では、どうすれば辞められる?
ストレス解消法を見つける
一番の原因は、ストレス解消がパチンコになっていることです。
これがもし、スポーツじゃないと絶対にストレス解消にならない、という人であれば、そもそもパチンコにハマることはありません。
不登校の問題とも同じで、ストレス解消の方法が人と話すことだったり、外に出て何かをすることであれば、そもそもゲーム依存やひきこもりになることはありません。
要するに、パチンコ・パチスロを辞められない人や、ゲーム依存になる不登校の学生は、とにかく「趣味の幅が狭い」というところが問題です。
そのため、本気で真剣に辞めたいと思うなら、まずは新しい趣味を見つけるための活動に取り組むべきです。
「辞めよう」と思うのではなく、「新しく楽しいことを見つけよう」と思って、そのための行動をしていくべきです。
パチンコ以外の出費をケチるな!
これはみなさん同じですが、サンドに突っ込む千円はためらわないくせに、昼メシはケチって牛丼だけ食べるような生活はやめましょう、ということ。
たとえばアーティストのライブだったり、コンサートだったり、イベントだったり、旅行だったり。ある程度の出費はあるものの、世間一般の楽しい趣味に少しは"投資"をしましょう。
パチンコ・パチスロを続けていても、あなたの人生はパチンコ・パチスロにしかお金を使わない人生になってしまいます。
死んだ時をリアルに想像しよう
今すぐ、部屋の床に寝てみて下さい。
あなたは70歳。老人としては若い年齢で、ベッドの上です。
家族がいない人は、その時、絶対に一人です。
身体は自由に動きません。
思考もおぼろげで、よくわかりません。
美味しいものは食べられず、お酒も飲むことは禁止されています。
そして、目を閉じて下さい。
そのまま、あなたはもう死ぬだけです。
この時、後悔することは思い浮かびませんか?
あんなことやこんなこと、やっておけば良かったということ、ありませんか?
思いついたら、それをすべてメモして書き出していきましょう。そして、それらすべてをやるために一年間の時間と、お金をすべて投資しましょう。
もし、それでもパチンコ・パチスロをやりたいと思ったなら、いっそ、その業界で働くことを真剣に考えてみましょう。
どこかで思い切った判断と行動をしないと、パチンコ・パチスロというものは、いつまでもあなたの惰性に食らいついて、麻薬のように依存性を高めていきます。
早く、人生に目覚めて下さい。そして、パチンコ・パチスロを今度こそ本気で辞めましょう。
以下、自分が実際に引退した時の体験談も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
Tweet