すでに引退した身ですが、当時の思い出を振り返ると、シンフォギアのレバブル演出は本当によくできていると思いました。
発生の頻度・演出の信頼度・脳汁の噴出具合・当たるか当たらないかの高揚感。
すべてのバランスが絶妙であり、平成最強クラスのパチンコ演出、すなわち麻薬みたいにハマってしまう破壊力があるからです。
シンフォギアのレバブル演出が凶悪な理由
眠気を物理的に吹っ飛ばす演出
通常のパチンコ台は、ハマり続けると、つまらないので途中でやめてしまうことが多いのですが、シンフォギアのレバブル演出はそんな退屈な眠気を、一気に吹っ飛ばします。
「ヴッヴッ……」
物理的な振動が右手を伝わり、神経から脳へ、ダイレクトに刺激するのです。
当たっても外れても、脳は「楽しさ」を覚えて、またハマり続けても打ち続けることができるようになってしまいます。
演出の信頼度や発生確率が絶妙
シンフォギアでは、大当たりの半分以上にレバブル演出が絡みます。これはつまり、レバブル演出が発生すれば、勝負演出になるということですので、脳が一気に目覚めます。
まったくレバブルしない時もあれば、しかし、基本的には数百回転もすればレバブル発生することも多く、とにかく発生頻度は絶妙の一言に尽きます。
そしてレバブル演出はすべからく勝負になる演出ですので、その都度、打ち手はシンフォギアという台を楽しめてしまうのです。
脳汁の噴出を絶妙に焦らす
シンフォギアを打った経験ある人ならわかりますが、レバブルが発生した瞬間、脳汁がひそかにスタンバイを始めます。
そして、演出の映像を経て、大当たりにでもなれば、レバブル+役物+突き刺さる電子音の大合唱で、脳汁がぶしゃあああああああああっと噴出されます。
大当たりをした時に、すごく気持ち良い。
この点もまた、シンフォギアが麻薬になりかねない由縁の一つです。
ハマると抜け出すことが困難
レバブル依存症になると、パチンコを打っていない時にでも、「ヴ……」と振動を思い出して、無性に味わいたくなります。
なんならハズれてもいいから、レバブルを体験したいってくらい、打ちたくなってしまう時もあると思います。
これは本当に危険信号です。なぜなら、当たっても外れても演出を観たい、というのは、完全にパチンコにハマってしまっているからです。
この状況になると、辞めることは非常に困難となります。
レバブル演出よりも面白いこと、もしくはパチンコ以上にハマっている趣味でもあれば良いのですが、そうでないと、本当に地獄です。
できれば、シンフォギアのレバブル演出については、記憶喪失になるくらい、必死に忘れる努力をしたほうが良いです。
それくらい凶悪なものです。
パチンコをやめたい方には、本当に気をつけて欲しい台であり、演出です。
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