前回記事のように、私は、10万円で普通に遊び、普通の感覚を取り戻していきました。
その結果、どうなったかといえば、そのように普通の感覚で普通に生活をしていると、生活リズムや心のバランスも整っていって、最終的に、パチンコ・パチスロのことなんて、まったく気にならなくなっていったのです。
生活リズムが整うとストレスも減る
普通の趣味でストレス解消ができるようになると、「平日は仕事、休日は遊び」という、一般の人にとっては至って普通の生活リズムに戻っていくようになります。
【パチンコ・パチスロ依存症のストレスの流れ】
平日にストレスが溜まる
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休日にパチンコ・パチスロで解消しようとする
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負けるとストレス溜まる
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平日と休日の両方で二重にストレスが溜まる
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ずっとイライラした状態
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正常な状態でなくなる
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連荘大勝ちを求めて勝つまでホールへ打ちに行く
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大勝して豪遊すると一時的にストレス解消
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次の休日に、また勝ちを求めて打ちにいく
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永遠に勝てるわけはない
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負ける日がくる
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負けるとストレス溜まる
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以下、永遠にストレスのループでメンヘラ化が進む
【通常のストレスの流れ】
日常生活のストレスが溜まる
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普通の遊びでストレス解消する
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仕事と遊びのバランスが取れて、毎日が平和
このように普通の生活で、普通に過ごしていれば、パチンコ・パチスロのことなんて、どうだってよくなるのです。
勝ち負けの憑き物がいなくなる
私が「辞めよう」と思って「辞められない」という時期、毎日のように思っていたことが、「あんなにお金を使ってしまったのだから少しは取り戻さないと……」みたいな執念にも似た感情です。
そして、そのプラスやマイナスというお金の感覚に気を囚われていたからこそ、ずっと辞めずに打ち続けてしまったのだと思います。
しかし、冷静に考えて、パチンコ・パチスロに必勝はありませんし、お客さんは基本的に負けやすい立場にあります。そして、パチンコ・パチスロでなくてもストレス解消は十分にできます。
そういった事実をしっかりと理解して、通常の生活で満足できるようになると、パチンコ・パチスロについては、もう勝ち負けすらも含んで、どうだってよくなります。
あんなにあんなに打ちたいと思っていたパチンコ・パチスロも、今となっては、
「どうせ打っても(トータルで)負けるし」
「打ちに行くと、また具合悪くなるし」
「目も疲れるし、耳もキンキンするし、腰が痛くなるし」
「もっと楽しいことたくさんあるし」
といったように、一般人が蔑んで見るような感覚と同じで、もうマイナスの感情しか抱かなくなれたのです。
結果、私はパチンコ・パチスロは「時間の無駄」だと心の底から思えるようになったのです。